車中泊で使う電気を節約するための工夫

車中泊で使う電気を節約するための工夫

どんな電源を使うにしても、使える電気の量は、限られてくるので、電気を節約する工夫や心がけが非常に大切になることを、覚えておいてほしい

使う電気機器にもよるけど、節約の仕方によっては、消費電力を半分、いや十分の一にすることも可能ではない

上手に節約すれば、大きな消費電力の電気機器でも、使いこなすことができるんだ

それでは、車中泊でよく使われる電気機器の、例を挙げて紹介しよう

 

■室内照明

室内灯には、蛍光灯なら、主に4Wか8Wくらいのものが使われているけれど、読書などの手元さえ明るければいいっているのなら、1Wぐらいの照明を使えば、数分の一に節約できる

今は、LEDの照明が沢山出ているから、それを使うのもアリだね

車内全体が明るくなくてもいいときには、薄明りに切り替えるとか、数種類の照明を準備しておいて、状況に応じて、こまめに選択すれば、かなりの節約ができる

 

■電気毛布

電気毛布を愛用している人の中には、寝ている間中ずーっとスイッチを入れている人がいるようだけど、50Wの電気毛布を一晩で約8時間使えば、計算上だと、400Whの電力を消費することになる

実際には、50Wの電気がずーっと流れているわけではないので、電気の消費はもっと少ないはず

とはいっても、50Ah程度の容量のバッテリーなら、一晩から三晩ぐらいで、すっかり無くなる可能性があるから、朝、起きたときに、バッテリーが上がっていないか、心配になる

そんなときに、節電する方法は、寝る前に電気毛布を温めておいて、寝るときには、電気を切ってしまうこと

これから、寝るぞっていうときに、ホカホカと暖かければ、気持ちよく寝られる

寝ているときに冷え込まない寝具を用意しておけば、朝まで気持ちよく、暖かく寝られるはず

この方法なら、簡単に消費電力を十分の一に抑えることができて、朝起きたら、バッテリーが上がっていたという心配もなくなる

 

■冷蔵庫

車中泊に便利な、スリーウェイの冷蔵庫っていうのがある

どんな冷蔵庫か?っていうと、DC12V、AC100V、LPガスの3つのエネルギー源が使えるから、スリーウェイと呼ばれているんだ

たとえば、出かける前の日にAC100Vで冷やしておいて、移動中は、DC12Vで、キャンプ場とかAC100Vが使えるところに到着したら、それに切り替えて、なければ、LPガスで冷やす、という使い方ができる

この冷蔵庫の電気節約方法は、冷蔵庫に入れるものは、あらかじめ冷やしておいてから、入れるようにすることや、飲み物に使う氷などを一緒に入れるとか、飲み物を凍らせた状態で入れるなど、冷蔵庫がフル稼働しないようにすること

自宅や、電源のある場所以外は、移動中の電気を、いかに節約するか、ということにかかっているんだ

常温から、冷えていないものを入れて、移動中に冷やすなんていう使い方だと、冷蔵庫はフルに動いて、サブバッテリーなどの電気は、どんどん減っていくので、このような工夫が電気の節約につながるんだ

 

■サブバッテリー以外の電源を使う

サブバッテリーでなくてもいいものは、できるだけ他の電源を使うという方法を選ぼう

AC100Vが使えるところなら、それを使うというのは、もちろんのことだけど、それ以外の節約方法は、照明には、乾電池式のものを使うとか、扇風機も小型の乾電池式で済ませるなど、できるだけサブバッテリーに頼らないことを考えてみよう

細かい節電を積み重ねていけば、その分サブバッテリーの電気を浮かせることができる

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