登山に車中泊を活用するメリットとは

 

日帰りの登山の場合、
自宅から近い山や短時間で行ってこれる山なら、
ゆっくり出発してもいいのですが、

自宅から遠い場所にある山や登頂と下山に時間のかかる山の場合、深夜に自宅を出て登山口まで運転し、夜明け前に登り始めるという場合があります

 

しかし、この方法だと眠くて体調がすぐれない、
ということがありませんか?

こういうときは、車中泊を活用しましょう

 

登山に車中泊を活用することのメリットとは

前夜に登山口まで行ってしまい、クルマの中で睡眠をし、早朝に起きて山に登り始めることができるので、計画にゆとりが持てます

つまり、車中泊をするメリットは、
自宅から登山開始までの移動の疲れを軽減できることです

メリットは、これだけではありません

 

宿を利用した場合、チェックインとアウトの時間が決まっていますし、食事の時間も決まっています

登山の場合は、朝の出発が早ければ早いほどいいので、こういった時間に縛られずに、自由に行動することができます

朝起きたら、食事をとって、すぐ出発できます

時間の自由度が高いというのも、車中泊のメリットです

 

シーズン中の登山で駐車場を確保する方法

クルマを止める場所は、大抵の登山口付近には専用の駐車場があり、トイレもあります

計画によっては、道の駅やサービスエリア、パーキングエリアを利用するのもありです

夏のシーズンは、人気のある山の登山口の駐車場は混雑するので、登山当日に行っても満車状態で、かなり遠くまで行かないと、止められないことがあります

前日の夜に駐車場に入るように計画すれば、そのような心配もなくなります

 

車中泊を快適にし、熟睡するための工夫

快適な空間を作り、熟睡するためには、
まず、窓の目隠しが必要です

最近は、各自動車メーカーの車種ごとの窓のサイズに合うように作られたマルチシェードというものが人気があります

夜、車内の照明をつけると、外からは車内の様子が丸見えになり、女性の一人旅ならば、心配な面もあります

目隠しをすることで、車内の様子が見えなくなり、プライバシーが守られます

遮光の役割や、夏は涼しく冬は温かく保つ効果があり、また、車内が見えなくなることで、車上荒らしなどの防犯対策にもなります

 

夏の暑い時期には、
窓に網戸を設置する方法もおすすめです

こちらも、各自動車メーカーの車種ごとの窓にサイズに合うようになっているウィンドーバグネットというものがあります

風の通りが良くなり、虫が入ってこないので、夏の車中泊には欠かせない網戸です

 

つぎに、快適に眠れるベッドをつくる方法です

車のシートを全部倒しても、凸凹になっているので、平にする必要があります

車中泊専用マットという、厚みのあるマットを凸凹のシートの上に敷くことで、平なベッドをつくることができます

熟睡するためには、寝返りが必要です

レム睡眠、ノンレム睡眠の切り替わりに寝返りをしていることがわかってします

寝返りが、正しい睡眠のリズムを作るきっかけになっているので、スムーズに寝返りを打つためには、マットと熟睡できる環境が必要です

 

快適に眠るには、寝袋も重要です

真夏は、暑いので薄手のものでも大丈夫ですが、真冬はダウンを使った寝袋がオススメです

寝袋には、最低使用温度があるので、それを基準に選ばなければなりません

真冬は、車内の温度が外気温と同じぐらいまでになってしまうので、場所によってはマイナスの世界になってしまいます

現地の外気温がマイナス5℃まで下がる場合、最低使用温度がマイナス10℃まで対応しているものを選びます

つまり、天候が急変した場合などを想定し、5℃ぐらいの余裕を見ておけば安心できます

寝袋は、レンタルする方法もあります

 
 
 

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