冬の車中泊 朝までグッスリ寝れる対策とは【暖かく眠れる寝袋】
冬の車中泊を快適に過ごせる対策で、【窓対策編】、 【冷気を防ぐマット編】をご紹介しました
次の対策として、【暖かく眠れる寝袋】の選び方を、ご紹介します
冬のシーズンは、とても寒いのは当たり前ですが、そんな中でも、それに対応した暖かく眠れる寝袋というものがあります
まずは、寝袋に関する知識を、軽くご説明します
1.寝袋の形には、封筒型と、マミー型があります
冬の車中泊には、頭までスッポリ覆ってくれるマミー型がオススメです
なるべく露出している部分を減らさないと、寒くて眠れないからです
2.寝袋の素材が2種類あります
それは、化繊とダウンです
化繊は、濡れに強くダウンより保温性能が低く、収納サイズが、コンパクトにならない
ダウンは、濡れに弱く、化繊より保温性能が高く、収納サイズがコンパクトになります
収納サイズは、クルマに載せるので気にならないと思いますが、コンパクトになればそれに越したことはありません
クルマといっても狭い空間なので、なるべく広く使いたいですよね
保温性能を上げていくと、ダウンに勝るものはないようです
3.寝袋には、使用温度が定められています
大きく分けると、季節で示されています
それはスリーシーズン(春から秋)や、サマーシーズン(夏だけ)、ウィンターシーズン(冬だけ)と大きく分かれています
さらに、細かく分けていくと、「快適使用温度域」というものがありまして、温度が数値で示されているので目安を付けやすくなっています
実は、あくまでも数値ですので、体感温度は、個人差があるで、難しいところなんです
太っているか、痩せているかなどでも違いますし、暑がりだったり、寒がりだったりでも違いますよね
そんなことも言ってられないので、
決め方は、宿泊する場所の最低気温を調べて、そこに3℃ぐらいの余裕をみてください
天候が急変することもあるので、それも想定しておかないと、寒くて眠れなかったという事態になるかもしれません
具体的に決める方法は、例えば・・・
中央自動車道の諏訪サービスエリアで、1月の中旬に、車中泊をしようと考えてみます
そこの夜間の最低気温を調べてみると、-3℃から-5℃ぐらいになります
そうすると、最低気温が-5℃まで下がることが予想されますね
その最低気温に、さらに-3℃の余裕をみます
-5℃+-3℃=-8℃
結果、-8℃に対応した寝袋を選択する、という感じになります
おさらいします
冬の車中泊で、暖かく眠れる寝袋は、マミー型で素材はダウンがオススメです
そして、最後
温度で選ぶのは、わかった
けれど、寝袋のメーカーは、いろいろあるし、
どれを選んだらいいのかわからない
という方へ、ズバリ、オススメをご紹介します
レビューや実績などを加味して、
オススメできる寝袋は、
モンベルのダウンハガー 800 #0です
コンフォート温度が-10℃で、リミット温度が-18℃となっています
簡単に言ってしまえば、コンフォート温度とは、寒がりの人が快適に眠れる温度の限界
リミット温度とは、暑がりの人が快適に眠れる温度の限界となっています
寒がりの人でも、着用する衣服を工夫することで、限界の温度が超えても眠れるようになりますので、ご安心を
もうひとつ、モンベルの寝袋をオススメできる点は、
マミー型なのに伸縮できる構造になっていることです
モンベルではストレッチシステムと呼んでいます
寝相が悪い人はもちろん、寝返りをうつことが眠りの中では大切なことです
同じ姿勢では、うっ血してしまいますし、寝返りをうつことによって、血行をうながし、疲れがとれるのです
そして、寝返りが正しい睡眠のリズムを作るきっかけになっていることがわかっています
(レム睡眠とノンレム睡眠の二つの睡眠を繰り返しています)
寝返りを打たずに同じ姿勢を長時間続けると、首、肩、背中、腰などの筋肉が疲れ、朝起きたときには、体のどこかが痛くなっていたり、全身がだるくなっています
マミー型なのに、動いてもピッタリ密着し寒くなく、身体がある程度自由に動かせるのは、モンベルの特徴です
冬の車中泊では、暖かく眠れて、寝返りが打てる寝袋を慎重に選ぶことが、とても重要なことになります
次の対策は、ポータブル電源で電気毛布を使うです
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タグ:冬の車中泊 対策, 冬の車中泊の寒さ対策, 寝袋の選び方
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