エンジンをかけたままの車中泊って、本当にいいの?
車中泊でエンジンを掛けっ放しにはしない
暑くて、エアコンを入れるためとか、寒くて暖房をいれるとか、シガーライターから電源を使いたいからバッテリーが上がらないようにとか、でエンジンを掛けっ放しにする理由があると思う
けれど、エンジンを掛けっ放しにすることは、周囲への迷惑にもなるし、環境にもエンジンにもよくない
冬にエンジンを掛けたまま寝る行為は、自殺行為だ
大雪でも降れば、マフラーの出口が塞がれて、車内に排気ガスが流れ込み、一酸化炭素中毒になり、命を落とすことになる
では、どのように、対策するのか
暑い夏の時期と、寒い冬の時期とで、どんな工夫をすればいいのか
検討してみよう
夏の車中泊の暑さ対策
夏の車中泊の一番の対策は、はっきり言ってしまえば、「夏に車中泊」しないこと
やってみればわかると思うが、日中の日差しを浴びた車の中は、暑くて寝れないからだ
どうしても、ということであれば、なるべく標高の高いところで、車中泊するのが基本だ
標高で言えば、500メートル以上が望ましい
高原と言われている場所ならば、だいだい快適に寝ることができるだろう
そして、道の駅やサービスエリアではなく、オートキャンプ場ならば、リヤゲートやスライドドアを開けて、網戸にして堂々と寝ることができる
網戸からは、外の気持ちいい風が流れ込み、快適に眠ることができるだろう
当然のこととして、網戸にするのは、野外に必ずいる蚊や虫の侵入を防ぐためだ
網戸にしなければ、虫の侵入によって、ぐっすりと眠れない
車中泊に、網戸は必須のアイテムだ
こちらは、車種専用に作られた網戸を販売している
車中泊に人気のハイエースには、専用の網戸がある
ハイエースのリアゲート用の網戸
⇒トランポ用品 200系ハイエース スーパーロングボディ オグショー OGUshow ハイエース200系 スーパーロング用 ロータス 防虫ネットリアゲート
ハイエースのスライドドア用の網戸
⇒トランポ用品 200系ハイエース ロングボディ オグショー OGUshow ハイエース200系 ロング用 ロータス 防虫ネットスライドドアWファスナー
こういった網戸を使い、風通しを良くする
外の風の動きがない場合は、バッテリー式の扇風機が役に立つ
強制的に風を送ることによって、快適に眠れるはずだ
クルマのシガーライターを電源とする扇風機が主流だが、バッテリー上がりが心配だ
バッテリー上がりのことを気にせずに、使える扇風機のおすすめは、
バッテリー内臓の充電式の扇風機だ
たとえばこういうの
⇒HUGOGATE 10インチ 充電式ポータブルファン [ 充電池内蔵 電池式 扇風機 ]
この扇風機は、AC電源、乾電池、内臓充電池の3つから選べる
自宅ではAC電源で使って、車内では、乾電池か、内臓充電池で使うことができる
7時間ぐらい運転できるから、寝ている間中回しておける
冬の車中泊の寒さ対策
真冬の車中泊も、真夏と同様にやめておいたほうがいい
何しろ、寒くて眠れないからだ
それでも、というならば、しっかりとした寒さ対策をすることだ
まずは、窓からの冷気の侵入を防ぐこと
こういったものを利用して、窓の断熱をしっかりし、冷気の侵入や結露を防ぐ
そして、重ね着をすること
ユニクロの極暖とか、ヒートテックなどの下着を重ねて着こむ
そこに、フリースなどの空気の層ができるようなものを着る
次は、寝袋
家庭にある羽毛布団でもいいが、収納性などを考えると、アウトドア用に作られた体に密着するマミー型の寝袋が一番いい
⇒モンベル(mont-bell) アルパイン ダウンハガー650 #0 サンライズレッド[リミット温度-14度]
冬山のマイナス14度まで耐えられる寝袋ならば、十分に暖かく寝られる
その他に電気毛布を使うなどの技もあるが、サブバッテリーシステムやポータブル電源が必要になる
マイコンコントローラーを使った電気毛布は、サイン波(正弦波)のインバーターを使わないと正常に作動しないので、注意が必要だ
インバーターについては、こちらの記事で詳しく解説している
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